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総社市の『河川』について<河川編>

以前  総社市の『地形』について  という記事を書き、前回『水系』について記事を書いた。 今回は、水系を形成する『河川』について記載する。 ■河川・本川・支川の違い 本川 流量,長さ,流域の大きさなどが、もっとも重要と考えられる、あるいは最長の河川 支川 本川に合流する河川 河川 大小関係なく全ての本川・支川の総称 参考 https://www.mlit.go.jp/river/pamphlet_jirei/kasen/jiten/yougo/01.htm http://www.nilim.go.jp/lab/rcg/newhp/yougo/words/009/html/009_main.html ■総社市に関連する河川(高梁川水系) ◇高梁川 一級河川 詳しくは前回の記事を参照 その他参考 https://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/nihon_kawa/0706_takahashi/0706_takahashi_00.html ◇小田川 源流 広島県神石郡神石高原町 周辺 ほとんど総社市の流域には影響していない(ほとんど矢掛市や倉敷市を横切ってて、河口付近で総社市に若干かかっている程度) 河口 山陽新幹線および山陽自動車道の高架下付近で、高梁川と合流 ◇軽部川 源流 総社市清音三因 周辺 清音にある軽部山の麓を、北から北西にかけて沿うように形成 河口 山陽新幹線および山陽自動車道の高架下付近で、高梁川と合流 ◇槇谷川 源流 吉備中央町中央東部 周辺 川沿いに県道57号線(総社賀陽線)が走る 河口 秋葉山の麓・豪渓駅の近くで、高梁川と合流 ◇落合川 源流 岡山県加賀郡吉備中央町 周辺 川沿いに県道307号線(吉川槙谷線)が走り 河口 県道57号線(総社賀陽線)との交流地点で、槇谷川と合流 ◇新本川 源流 総社市新本 周辺 川沿いに県道80号線(上高末総社線)が走り、ポプラ付近で南に湾曲 河口 新川辺橋の手前で、高梁川と合流 ◇はざ谷川 源流 総社市久代 周辺 特に何があるわけでもない 河口 プラザ久代店付近で、新本川と合流 ◇津梅川 源流 総社市新本 周辺 津梅池が源流で、南北に流れる 河口 県道80号線(上高末総社線)と県道282号線(市場青木線)の交流地点付近で、新本川と合流 ◇下倉谷川 源流

総社市の『河川』について<水系編>

以前  総社市の『地形』について  という記事を書いた。 今回は地形のうち「河川」にフォーカスを当ててみる。 なお、河川について記載する前に、まずは『水系』について記載する。 ■水系とは Wikipedia によると「水系」とは、1本の川に集まる全ての川をまとめた呼称である。 なお、「水系」を構成する河川に雨や雪が流れ込む領域を「流域」と呼ぶ。 (つまり、「水系」は河川のみだが、「流域」は土地も含む) ■総社市に関連する水系 総社市に関連する水系は以下の通り。 高梁川水系 一級河川である高梁川を本川とする水系 上流部 新見盆地を中心とし、熊谷川・小坂部川・西川・本郷川が支流として集まっている 中流部 高梁市を中心とし、新見盆地から流れて来る高梁川と、県北東部から流れて来る成羽川が合流する 下流部 高梁川と成羽川の合流地点から沖積平野と沿岸丘陵が見られるようになり、総社市・倉敷市を横切って、瀬戸内海まで通じる 参考 https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/kihonhoushin/070425/pdf/ref1-2.pdf 笹ヶ瀬川水系 二級河川である笹ヶ瀬川を本川とする水系 上流部 岡山市の北東部と北西部に分かている 北西部:浮田川・足守川・日近川が支流として集まっている 北東部:田原川・笹ヶ瀬川・吉宗川・苫田川が支流として集まっている 中流部 北西部:総社市の砂川・久米田川・桜川・血吸川・前川が支流に加わり、足守川を形成する 北東部:岡山市の砂川・中川が支流に加わり、笹ヶ瀬川を形成する 下流部 北西部の足守川と北東部の笹ヶ瀬川が合流し、児島湖まで通じる 参考 https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/750271_6885525_misc.pdf

総社市を通る『国道・県道・市道』について

■概要 前回は総社市の町域について調べた。 GoogleMapを基として調べていたが、通った事はあるけど名前の分からない道路が多く存在した。 そこで今回は、総社市を通る『国道・県道・市道』について調べてみた。 ■国道 総社市を通る国道は、以下3つ。 路線番号 起点 終点 国道180号 岡山県岡山市北区 島根県松江市 国道429号 岡山県倉敷市 京都府福知山市 国道486号 岡山県総社市 広島県東広島市 どの路線もいつもお世話になっていたし、今でもお世話になっている。 岡山に行くときは180号線使ってたし、 倉敷に行くときは486号線使ってたし、 429号線は景色が綺麗で好きだし。 国道486号線は総社が起点となる国道という事は、今回調べるまで知らなかった。 ■県道 総社市を通る県道は、以下21つ。(GoogleMapや以下のサイトを用いて調査したため、抜けがある可能性あり) http://geo.d51498.com/fukatsuyasuna20060301/opr-list.html 路線番号 路線名称 起点 終点 24号線 倉敷・清音線 倉敷市阿知一丁目 総社市清音上中島 54号線 倉敷・美袋線 倉敷市玉島上成 総社市美袋 57号線 総社・賀陽線 総社市宍粟 加賀郡吉備中央町田土 76号線 総社・三和線 総社市槙谷 岡山市北区三和 80号線 上高末・総社線 小田郡矢掛町上高末 総社市真壁 166号線 美袋・井原線 総社市美袋 井原市井原町 189号線 清音停車場線 総社市清音上中島 総社市清音上中島 192号線 服部停車場線 総社市北溝手 総社市南溝手 193号線 美袋停車場線 総社市美袋 総社市美袋 270号線 清音・真金線 総社市清音上中島 岡山市北区吉備津 271号線 総社・足守線 総社市総社二丁目 岡山市北区上土田 272号線 水別・総社線 総社市岡谷 総社市総社二丁目 278号線 宍粟・真備線 総社市宍粟 倉敷市真備町箭田 279号線 下原・船穂線 総社市下原 倉敷市船穂町船穂 282号線 市場・青木線 総社市新本 小田郡矢掛町横谷 306号線 賀陽・種井線 加賀郡吉備中央町西 総社市種井 307号線 吉川・槙谷線 加賀郡吉備中央町吉川 総社市槙谷 421号線 総社停車場線 総社市駅前一丁目 総社市真壁 469号線 倉敷・総社線 倉敷市平田 総社市駅

総社市の『地域別構想』について

■概要 先週まで62の町域を調べてきたが、五十音順であったため分かりづらさが否めない。 そうこう考えていると、地域区分ごとにまとめられた資料を発見した。 https://www.city.soja.okayama.jp/data/open/cnt/3/5892/1/3-1chiikibetsu.pdf https://www.city.soja.okayama.jp/data/open/cnt/3/5892/1/3-2chiikibetsu.pdf といっても、門田や赤浜など資料内に存在しない地域も存在する。 そこで今回は、上記の資料をベースに僕が勝手に62の町域を割振り、より精緻なものにしていく事にする。 ■全体感 資料内の地域区分図では、以下のようにまとめられている。 北部地域:池田、昭和 西部地域:秦、神在、久代、山田、新本 南部地域:総社、常盤、清音 東部地域:三須、服部、阿曽、山手 上記の区分は、概ね以下のようにまとめられているように感じる。(厳密性には欠ける) 北部地域:槇谷川の西側、および、正木山の北側 西部地域:高梁川の西側、および、正木山の南側 南部地域:高梁川の東側、および、429号線と岡山自動車道の西側 東部地域:槇谷川の東側、および、429号線と岡山自動車道の東側 上記の区分を元に分類すると、以下のようになるだろう。 北部地域:宇山、影、槁、宍粟、下倉、種井、中尾、延原、原、日羽、福谷、槇谷、美袋、見延 西部地域:上原、久代、下原、新本、富原、秦、八代、山田 南部地域:井尻野、泉、井出、駅南、駅前、刑部、清音柿木、清音上中島、清音軽部、清音黒田、清音古池、清音三因、小寺、総社、中央、中原、福井、真壁、溝口、三輪、門田 東部地域:赤浜、奥坂、岡谷(*1)、金井戸、上林、北溝手、窪木、久米、黒尾、地頭片山(*1)、下林、宿、長良、西阿曽、西郡(*1)、西坂台(*1)、東阿曽、三須(*1)、南溝手 *1: 岡谷・地頭片山・西郡・西坂台・三須は429号線より西側に位置するため「南部」にしようと思ったが、資料内の区分図的に「東部」だったので東部にした。厳密な区分方法が知りたい・・・・・。 上記は厳密性に欠けるので、指摘などあればコメントいただけると嬉しい。 ■北部地域 対象町域は、以下の通り。 宇山、影、槁、宍粟、下倉、種井、中尾、延原、原、日羽、福谷

総社市の『町域』について<や行>

■概要 郵便局のサイトにて総社市の町域を調べると、62の町域がある事が分かった。 https://www.post.japanpost.jp/cgi-zip/zipcode.php?pref=33&city=1332080 しかしながら、知らない町域名も多く存在したため、それぞれの町域に何が存在しているのかについて調査していく。 今回は「や行」(2町域)について調べていく。 なお、以降に記載する人口は総社市HPで公開されている2022年2月末の統計値を用いている。 https://www.city.soja.okayama.jp/shimin/sisei/chikujinkou/jinkou.html ■八代(ヤシロ):719-1146 2022年2月時点の人口は281人。 西半分を森林が占め、東半分を田んぼが占めており、住宅が部分部分に点在する。 ■山田(ヤマダ):710-1202 2022年2月時点の人口は695人。 南北に54号線(倉敷美袋線)が通っており、森林が大部分を占める地域。 山田幼稚園を有する。 善福寺や加茂神社なども多く点在する。 ■まとめ これで全てをまとめ終わったが、どれもざっくりとしか調べてないので、実際どうなのかは分からない。 しかし、地形と地域を見て分かる事が大いにあるという事が今回分かった。 総社市について少し詳しくなったような気がする。

総社市の『町域』について<ま行>

■概要 郵便局のサイトにて総社市の町域を調べると、62の町域がある事が分かった。 https://www.post.japanpost.jp/cgi-zip/zipcode.php?pref=33&city=1332080 しかしながら、知らない町域名も多く存在したため、それぞれの町域に何が存在しているのかについて調査していく。 今回は「ま行」(9町域)について調べていく。 なお、以降に記載する人口は総社市HPで公開されている2022年2月末の統計値を用いている。 https://www.city.soja.okayama.jp/shimin/sisei/chikujinkou/jinkou.html ■真壁(マカベ):719-1134 2022年2月時点の人口は3065人。 総社大橋を東側に降りた地域。 カルピス工場やウイングバレイ東事務所などなど、多くの工場を抱える。 ■槇谷(マキダニ):719-1151 (GoogleMapでエリアが表示されない) 2022年2月時点の人口は498人。 GoogleMapにエリアが表示されなかったが、景勝地「豪渓」からほど近い地域。 東西には槇谷川が横切っている。 北部の槇谷ダム(加賀郡吉備中央町)から落合川に繋がり、町域を南北を横切る。 ■三須(ミス):719-1124 2022年2月時点の人口は1556人。 南北に429号線が横切る地域。 全国第10位、岡山県下第2位の規模を誇る前方後円墳である「作山古墳」を有する。 サンロード吉備路を有する。 ■溝口(ミゾクチ):719-1135 2022年2月時点の人口は1492人。 総社駅西部に位置し、486号線と180号線が交わる地域。 みんな大好きマクドナルドやジョイフルを有する。 岡山に行くにも、県北に行くにも、倉敷に行くにも、バイパスとなる地域の印象。 ■美袋(ミナギ):719-1311 2022年2月時点の人口は887人。 高梁川北東部に位置し、高梁川に沿うように形成された地域。 南北・東西に伯備線が湾曲する形で横切っており、難読漢字として有名な「美袋駅」を有する。 昭和小学校・昭和中学校を有する。 美袋郵便局や昭和公民館などの公共施設を有する。 ■南溝手(ミナミミゾテ):719-1113 2022年2月時点の人口は534人。 中心に429号線と180号線が横切る地

<番外編>総社市に特化した5つのアプリをリリースしました。

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■挨拶 ご無沙汰してます、そうじゃバードです。 ■概要 掲題の通り、総社市に特化した5つのアプリをリリースしました! それぞれのアプリ名称・役割・コンセプトは、以下の通りです。 ◎『yukari』で繋がる 総社市にゆかりのある全ての方を繋げるプラットフォーム ◎『そうじゃディスカバー』で見つける 総社の「現在」と「今後」を知る ◎『そうじゃマップ』で訪れる 総社を「地理的側面」で再発見する ◎『そうじゃクイズ』で学ぶ 総社を「知識的側面」で再発見する ◎『そうじゃジャーニー』で遊ぶ 総社市までの言葉の旅路を楽しむ ■特設サイト 特設サイトは、以下の通りです。 https://sites.soja-bird.dev ■背景 2022年1月下旬、本ブログの 最初のエントリー で『yukari』については紹介しました。 2022年2月中旬、『そうじゃジャーニー』を開発し、リリースしました。 2022年3月中旬、『yukari』についても機能拡充を順次続けていました。 2022年3月下旬、機能拡充をしていくにつれ機能過多に陥り、本来の役割を見失ってきました。 2022年4月上旬、『yukari』を機能分解する事を決断し、5つのアプリを開発するに至りました。 2022年5月上旬、5つのアプリが完成し、リリース審査も通り、公開に至りました。 30歳(社会人10年目)という節目を目前にして、5つのアプリをリリースできたのは、一つの成果であり、非常に感慨深いです。 ■今後 見た目についても機能についても順次改善・追加し、より利便性の高いアプリを提供していきたいと思います。 という事で、今後ともよろしくお願いいたします。 そして、5つのアプリを使って、総社市をより楽しんでください!